「マイホーム断熱診断」 |

「マイホーム断熱診断」

お知らせ 2023.01.07

新年あけましておめでとうございます。

兎年、コロナに翻弄された3年間の分もぴょんぴょん飛び越えて、飛躍の年に出来ますように 

設計で使っている「ホームズ君」から住まい手である施主向けに

ホームズ君『マイホーム断熱診断』(以下、『マイホーム断熱診断』)を2023年1月5日に公開されました。

エネルギーの高騰が続く中、冬の暖房費、夏の冷房費は押さえたい所です。

建替えも費用が掛かるので、リフォームで少しでも快適な住まいにしたいとお考えの方には参考になる内容と思います。

そこで、現状のわが家の断熱性能をお施主様が自ら知ることが

できる無料ツール、ホームズ君『マイホーム断熱診断』公開することとし

ました。パソコンやタブレット等でわが家の建築地や竣工年、窓ガラスの仕様

などの簡単な質問に答えるだけで、断熱性能を診断することができます。

 

日本の既存住宅の断熱性能は世界的にみると低く、2025年に義務化される省エ

ネ基準レベルを満たしているものは全体の10%程度※1と極めて低い状況です。

さらに、昨今の温暖化、脱炭素、エネルギー高騰などさまざまな観点からも、

早急な断熱化が求められているところです。

————————————————————————————————-                             ▼ホームズ君「マイホーム断熱診断」

https://www.homeskun.com/products/myhomedannetsu/


断熱性能の診断結果は、3つの観点から示されます。

(1)断熱等級、UA値(外皮平均熱貫流率)

マイホームの性能が断熱等級(等級1~7)のどのレベルなのかを示します。

また、外皮平均熱貫流率UA値を示します。UA値は値が大きいほど、

外部に熱が逃げやすく、断熱性能が低いといえます。※2

 

(2)建物からの熱の逃げやすさ

4つの各部位(窓、天井、外壁、床)から逃げる熱量(熱損失量)を示します。

熱の逃げる量(熱損失量)が大きいほど、断熱性能が低いといえます。

また、どの部位が断熱性能上の弱点になっているか一目でわかります。

 

(3)冬の夜間の室温の下がり方

冬の夜20℃設定で暖房し、夜12時に暖房を切った時、朝6時までの室温の下が

り方を示します。何℃ぐらいまで室温が下がるのかがわかります。

また、室温が下がりやすい、すなわち、グラフの勾配が大きいほど、断熱性能

が低いといえます。

 

さらに、様々な断熱性能レベルと比較して、差異を知ることもできます。

差異は一般的な断熱材(グラスウール)の仕様(厚み)の違いで具体的に確認

できるようになっています。

※1 出典 国土交通省「我が国の住宅ストックをめぐる状況について」

※2 品確法住宅性能表示制度の断熱等性能等級は、外皮平均熱貫流率(UA値)のみだけでなく、

冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)と結露防止の基準の等級により求めます。

 

この『マイホーム断熱診断』をお施主様自身が行うことで、高断熱化住宅への理解がすすみ、断熱リフォームの意識が高まることを期待します。

☆断熱リフォーム・省エネリフォーム等お気軽にご相談ください。

zoomによるリモート打ち合わせですので、お気軽にご自宅で参加いただけます。

Zoom入手https://support.zoom.us/hc/ja/categories/200101697 からできます。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人:嶋田和明【一級建築士】

一覧へ戻る
資料請求・お問い合わせ
ページトップへ